MRIの結果

先週撮ったMRIの結果を聞きに、診察へ。

CTよりも詳細な画像。自分の胸を透過して見る不思議。血管がたくさん通っている。

そして白い塊。やはり複数あるみたい…思ったより大きい。

先生も「結構大きいんだよね…」と画像をクルクルさせながら呟いている。

ここでひとつ問題がある、と先生。

これだけの大きさのしこりならば、リンパ節にも転移している可能性がある。しかし画像の上では、明らかな転移は見られない。手術の時に転移をしているか、病理検査しないと確定できないが、もし転移していた場合、乳房再建に影響してくるとのこと。放射線治療を追加するので、エキスパンダーを急いで膨らませて、インプラントを入れることになるらしい…痛そうなんですけど。

この辺りの兼ね合いが難しいんだけどね〜、と先生も困り顔だった。

「多分転移は大丈夫ですよ、と不確かなことは言えない。我々は常に最悪の場合を想定しておかないといけないからね。」

仰るとおり。いつも楽観的な私とは違いますな。

一応エコーで診てみようか、と親切にも言ってくれて、診てもらったところ、やはり明らかなものはないとのこと。あとは運次第かな。

 

放射線治療する場合、自分のお肉で再建したら大丈夫なんですか?」と切り出すと、「大丈夫ですよ」と。いいタイミングだと思い、実は自家組織で再建を考えていることを話す。

「う〜ん、結構大変みたいだよ。お腹の筋肉を取るしね…武道やってるんでしょ?お腹に力入れるとね…。健康な部分に傷をつけることになるから、個人的には勧めないかな…」

どうやらここの病院は、乳房再建にマイクロサージャリーは実施していないらしい…まあでもこれで諦めがついたかな。やはりお腹を切ってまで再建というのは、私には負担が大き過ぎる。仮にお腹の筋肉を取らない術式でも、傷が完全に癒えて、元のように武道ができるようになるまで、どれくらいの時間がかかるのだろう?年齢的に厳しいかもしれない。多少胸が硬くなっても、身体への負担が少ないインプラントのほうが、私にはメリットが大きいだろう。

もしまだ迷ったら、エキスパンダーの期間に考えることもできるし。

 

やっぱりインプラントにします、と告げて、いよいよ入院予約の話に。

 

乳腺外科と形成外科の先生の手術日が違う関係で、手術日は確定ではないけれど、再来週になりそう。いよいよか〜…

看護士さんから、入院関連の諸々の話と書類を受け取って、稽古へ。

両親や武道の先生には、いつ伝えようかな。なるべく入院ギリギリまで言うのが憚られる。