入院前の心境

全摘する側の胸が何となく痛い…

もうすぐなくなっちゃうから、最後に存在をアピールしているのだろうか?

内側からチクチクと刺されるように、時にはギューっとつねられるように。乳がんと診断される前も痛みは時々あったけど、気に留めることもなかったので、きっと精神的なものだろうなと思う。

お風呂に入ると、毎回しこりを確認してしてしまい、我ながら往生際が悪いなと呆れる。どうせなら、もっと早くやっておけ!だよね…過去の自分を叱り飛ばしたい。

胸の中には複数個のしこりがあるそうなんだけど、乳房の外側にも小さいのがある気がする。術前の説明の時に言ったほうがいいかな?MRIも撮ってるから、先生が気付かない訳ないか。

 

今週は、語学の先生と、武道の役員の方にカミングアウトした。

語学の先生には、3週間程休むこと。武道のほうは、大会などのお手伝いがしばらくできないこと。特に武道は、今年度から役員になっていたものの、コロナの影響で殆ど活動がなく、10月の月例会で活動開始となっていたから、何もお手伝いしないままお休みに…。ライン上ではあったものの、伝えるのが心苦しかった。

あとは武道の先生、数少ない友達、そして両親…。気が重いな。