針生検

前日のマンモグラフィとエコー検査に続いて、稽古を早めに切り上げてまた病院へ。

まさか針を刺しての検査をするなんて、先日まで思ってもみなかったけど、白黒つける為には必要。看護士さんが2人付いて、たわいない話でリラックスさせてくれた。

局所麻酔の注射が痛いとネットで見たので覚悟していたけど、チクっとする程度で、思ったより痛くない。もしかして痛みに強いのかな?

そして先生が何やらプラスチックのケースをバリバリさせている。歯ブラシのパッケージの巨大なやつって感じで、中は白くて長いパレットみたいな器具。

「使い捨てなんですか?」と思わず聞いたら、「そうですよー、注射はすべからく使い捨てです」と先生。そりゃ検査料も高いはずだわ、こんな大きな器具が使い捨てなんだもの。

組織を採る時、バチンと大きい音がしますよ、と予め聞かせてくれて、小さく切開した後いよいよ針を体内へ。触覚はあるけど、痛みは当然ない。エコーの画面を見たけど、やっぱりよくわからない。しばらくして、「今しこりに針が刺さりました。これから切り取りますよ」とアナウンスがあり、バチン!と大きな音と身体に衝撃が。採取は2度あって、針を抜いた後は、看護士さんが切開部分を強く押さえて止血してくれた。

「しこりが結構動いて、先生ちょっと苦心して時間がかかりましたけど、大丈夫ですよ」と看護士さんが言った時、私のしこりは良性なんだ!と思った。コロコロとよく動くしこりは良性が多い、とネットで知識を得ていたのだ。待合室で傷口を自分で押さえながら待っている時は、心が軽くなっていた。血液検査も問題なしと言われたし、大方安心だ。

お盆を挟んで2週間後に検査結果の予約を入れ、帰宅。